オリジナリティーのあるイラストを制作するため、それぞれのイラストレーターは、あらゆる技法を試し、自分の最良のテクスチャを生み出す。
私も、我流で自分の線が出せるよう、いろんな技法を試しながら、やがて一つのやりかたにたどり着いた。
そしてそれは、使用している洋紙のクオリティーに頼るところが大きいのだ。
なのに!それなのに私は経費削減という名の下に、その大切な洋紙の存在を切り捨てようとしてしまった〜〜。
いつも頼んでいる渋谷の画材屋さんの洋紙の担当者の
「国産でもっと安いのありますよ。」
という一言にとびついて、試しに切り替えてみたんだ。
やはり、結果はイワズモガナ〜〜〜アタリマエデンガナ〜〜
今使ってる洋紙の足下にも及ばないのだった(注:あくまで、私の主観です)
そして、浮気心でチープなものに手を出そうとしたオイラがバカだったぜー、アルシュ!(洋紙の品名)
この洋紙はフランスの、ロレーヌ地方のアルシュ工場で作られ、500年以上の歴史があるらしい。
洋紙の奥深さを思い知りました。
洋紙(アルシュ)にあらためてありがとうを、言いたい。ありがとうね、そして浮気してごめん。