本日はひな祭りである。
お雛さまのマトリョーシカ作って欲しいとのご依頼あって
作りました、雛マトリョーシカ。
パカワク(ワクワクしながらパカパカとマトを開けていくさま)しながら
たどり着いた小さいなマトは
幼少の女の子になっております。
私、昔、五段飾りのお雛さまがウチにあって、
お雛さまが終わって箱にしまう時に、小さな衣装箪笥の引き出しに
来年の自分への手紙を書いて入れていた。
「もっと背が高くなっていますように」とか、書いたような
記憶があるけど、そんな未来を託す感のあるお雛さま。
思い出すと今でも、あの質感の繊細な様子が手に取るようによみがえってくる
しまう時に、大ざっぱな私に、叔母が
「まこ、女の子は何でも大事に大事に扱うの。そしたら自分の事も大事にするし人の事も大事にするようになるんやで」
と教えてくれた。
ええ話しや〜・・・
のに!叔母の言葉をひとつも守れてない相変わらずの雑な私だが、お雛さまを出したり、しまったりする行為は本当に日々の生活を慈しむ気持ちを育ててくれたような気がする。
そんな気持ちを、最後のミニマトに込めて作りましたのさ。
仲むつまじい双方のツーショット。