短歌入りブックカバー

文フリ(文学フリマ)になんか出しましょう!!

柳谷さん(柳谷あゆみさん 短歌歌人、イラク、シリア政治史研究家、翻訳家)に
キラキラした眼でお誘いを受け、
文学の素養がまったくないオイラだけども
やなぎや女史が協力してくれるんなら!、、とブックカバーを作ることにした。

女史のアイデアで、本のタイプに合わせて6つカバーデザインがある
(1)少し背伸びして読む本
(2)なんとなくある本
(3)なつかしい本
(4)遠くへつづく本
(5)なかよしの本
(6)手もとにおく本
という内容。

このアイデア、チャーミングである!!

この感覚、女史がカラオケの時にジャズシンガーのヘレン・メリル
You’d Be So Nice To Come Home To
を合唱の時のようにまっすぐにきちんと歌うとこらへんと
重なっているような気がしている。いいっ!

そこに、柳谷短歌の掲載承諾を得て、出来上がったものが
こちらになっておりますー

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画像左からデザインに掲載した短歌とともにご紹介

(4)遠くへつづく本/ はじまりはさびしさに似て<東>(ヴォストーク)と名づけし船の夜の長き旅

(6)手もとにおく本/  とどまればいたたまれないとおのけばひとりきり春の海のかがやく

(3)なつかしい本/  わたしが知る夏の庭の花 抜け殻がうつくしく立つわたしの冬の日

(5)なかよしの本/ 一通も出さないひとがついてくる入道雲が湧きあがる山

(1)少し背のびしてよむ本/  みずたまもなにかこらえて丸くいる清らかなひかり湛える力

(2)なんとなくある本/ ゆっくりとわかるのだろうほっとかれそのままでいるプラスティックを

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それぞれ表紙を変えてますが、中身は6種類全て入ってます。

明後日、文フリです!

意中の作家や、新たな作家を掘るついでにこちらもおみやにいかがでしょうか。
6枚入で600円です。(文フリ限定、バラ売りもあります)

柳谷あゆみさんの他に、同ブースにちょークールな短歌でおなじみの飯田有子(いいだ ありこ)さんもいらっしゃいますよー!